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APGAPGとは何?
- 心臓拍動による胸壁及び大血管の拍動を波形化したものを脈波(Photoplethysmograph)と言います。血管及び血液循環の状態によって脈波波形に変化が生じじます。しかし脈波波形には、安定的ではなく変曲点がはっきりしないという問題点があるために普通の脈波を2回微分した加速度脈波(APG：Accelerated Photoplethysmograph)を使用して評価します。
APG指先より測定した結果で動脈硬化が分かるのか?
- 心臓の収縮弛緩によって大動脈の始の部分で生じた圧変動の影響が抹消微細動脈に伝達されると指先の血流容積に変動が生じます。このような変動を捉え波形で表したのを指尖容積脈波と言います。
  最近抹消微細動脈は、大動脈の始の部分と上行大動脈と同じような中枢性脈波とほぼ似ているという研究報告があります。また、疾病によって波形の変化があるとする研究が持続的に発表されています。特に年齢による変化が大きく、思春期の時に結果が良くない場合、その人々を追跡検査をしてみると動脈硬化の危険がより高かったという報告もあります。
APGAPGの臨床的有用性は?
- - 末梢血液循環程度評価
  - 動脈硬化早期予測及び進行程度把握
  - 心筋梗塞など心血関係異常
  - 健康の指標で活用
APGAPG測定方式は?
- 近赤外線光線は生体組織を透過しやすく血液中の酸化ヘモグロビンに吸収されやすいので、検査部位に近赤外線を照射して反射光を検出する反射式と透過光を検出する透過式があります。
HRVHRVとは何ですか?
- HRVとは心拍変異度(Heart Rate Variability)で、一つの心臓の周期から次の周期の間の微細な変動を言います。
HRVなぜ心臓は一定に動くのに不規則であるほど健康なのか?規則的であるほど健康ではないのか?
- 心臓は一定に動くように思われがちですが、複雑性を持っていて規則的であるよりは不規則である
  ほど健康です。最近心拍変動と自律神経系の活動の間の連関性が知られてから多くの研究が行われました。それによると、心臓の正常拍動は一般的に平衡状態では規則的であるという考え方とは異なり、実際は非常に不規則であります。それは体内外の環境の変化による自律神経系の影響のためです。体内外の変化による適応力が優れているほどそして自律神経系の活性度が優れているほど心拍変動は大きく現れ、健康な状態を意味します。一方、HRVの減少は絶え間なく変化する環境に対する体内適応能力の減少を意味します。
HRV自律神経系の均衡程度をどのようで分かるのか?
- 心電図を通じて検知した心拍変動(HRV)を時間と周波数の二つの観点から分析します。その中で周波数領域分析を通じて自律神経系の均衡程度が分かります。それぞれ違う帯域の周波数信号をその領域別に分析することによって交感/副交感が自律神経系にどの位影響を与えるのかが客観的に分かります。
HRV心拍の変異はストレスとはどんな相関関係であるのか?
- 持続的なストレスは体内恒常性維持メカニズム(自律神経系の主要機能)を低下させる原因になります。
  したがって自律神経系機能低下は外部環境に対する適切な反応度を落とし,つまり心拍の変異に確認が可能です。
HRVHRVの診断的の価値は?
- 第一に、疾病に対する抵抗能力評価
  第二に、適切な回復可能性に対する予見
  弟三に、慢性疾患と関連なる警告/対処
  第四に、薬物の種類と服用量選択
  第五に、治療結果の予測評価
  第六に、健康維持及び質的評価
HRV測定時の注意事項
- 1. 測定する時は、目を開いた状態で測定し
  測定中は絶対に動いたり、話しをしたり
  瞑想や呼吸を調節したりしないで下さい。
  2. 前日はアルコールを控え、午前中に測定する事が望ましいです。測定の3時間前にはコーヒー・
  喫煙・薬物摂取を禁じます。
  3. 食後・運動後は直ぐに測定せず、10分程度安静をとってから測定して下さい。
  4. 測定場所は、静かな環境で適切（２２度から２６度）な室温で測定して下さい。
  5. 左手人差し指を測定器の中に深く挿入する事で正常に作動します。
  正確な測定をする為には、リラックスして安定した姿勢で測定して下さい。
  6. 厚塗りのマニキュアは、除去してから測定して下さい。
  （除去後直ぐの測定は、吸光量に誤差が生じ、測定結果が不正確です。）
  7. 不整脈や心臓病のある方は、測定結果を信頼する事が出来ません